舌癒着症の手術にはどんなリスクがありますか?
まず、自費診療になるので「お金がかかる」というリスクがあります。
また麻酔を使用する手術ですので、一般的な麻酔のリスクがあると考えられます。このあたりは手術の前に説明があるはずです。また、体にメスを入れる行為ですから、諸々のトラブルが起きる可能性が0%とは言い切れないでしょう。このあたりも医師とよく話すのが良いと思います。おそらく説明を受け、承諾書にサインをしてからの手術となるはずです。
手術後には再癒着のリスクがあります。舌を動かすリハビリが必要です。
手術後はしばらくおっぱいを飲むのが下手になります。乳腺炎を防止するため、助産院などでマッサージを受けることが勧められるはずです。大人の場合は、数日間上手にしゃべれなくなる可能性があります。人前で話す機会が多い人は手術のスケジュールを調整した方がいいでしょう。
期待どおりの症状の改善がない可能性もあります。赤ちゃんの場合で顔色の悪さや冷えは治ったけれどよく泣くのは変わらなかったとか、大人が冷え症の改善を期待して受けたけれど別に変わらないとか、といったこともあるそうです。ただ、これらに関しても1年、2年と経って改善が見られるケースもあるようです。
基本的に、舌癒着症の手術は呼吸の改善を目的として行われるもので、特定の症状を直接治療するもではない、と考えておくのが良いです。期待した症状が改善しなかったかわりに、思わぬ部分で効果があった、というケースもあります。
もちろん、舌が短くておっぱいを上手に飲めない、という場合には直接の治療になります。正しくリハビリを行うことで、上手に哺乳できるようになると思います。